思い立ったが吉日
音楽を生業としていまして。
駆け出しから数年たったぐらいのキャリア。好きな事を悠長にのほほんとやっています。毎日「音」に触れ、それでおまんま食っていける幸せ。
そりゃあ辛い事もあるけれど、そういう時こそその思いの丈を音にぶつけ、更に昇華できるんだから辞められないよね。クセになる。
そんなこんなでそれなりに楽しい日々だけども。
なんだか。最近トウが立ってきたなぁって。年齢が。体力が。周りの目が。気付かなかったけどさ、正確には長年目をつぶっていただけなのだけど、あたし確実にババアになってきている。そういえば階段上ると膝もいたいし、目も悪くなって来たような。トイレも心なしか前より近くなってきた。
そんな頻尿な私が、いつもどおり深夜にトイレに行ったんだけども、手を洗いながら薄暗い中鏡を見るとそこにゾンビがいた。
自宅でバイオハザード実写版ですよ。
流れ出す恐怖のBGM。急激にテンポアップする心拍。思わず体勢をを低くする。
敵はどんな奴だ?目をこらしてよく見る。鏡に映ったゾンビとあたし、顔と顔を寄せ合い、確かめ合ったら、、、
御存知、あたしだった。ゾンビばりにやつれたあたしだった。ただ老けてただけだった。ゲッソリ感たら、ここ最近の林葉直子の如し。
自分の顔面ってなじみの顔だったはずなんだけどなーなんでだろーちょーこわいー。明かりが足りなかったかなー?眠たいから見間違えたかなー。てへぺろー。
と思って部屋に戻ろうとしたらば、右足に衝撃が走った。
脳裏に浮かぶはまたもやバイオハのゾンビ犬。来たか?噛んだか?食いちぎったか?やはり先ほどのゾンビ、見間違いではなかったか?もしくは狙撃されたか?
声が出ない。息が止まる。こわいよぉ。足いたいよぉ。
敵はなんと椅子だった。いつもはそこにあるはずのない椅子。なぜ?
昼間に模様替えしたのよね、そういえば。そこに配置したのは誰だ?あたしだよ!
右足小指を強打し、太い太ももにもアザができていました。
小指はいまだに腫れています。痛いけど骨には影響なさそうです。
そして思いました。
「そうだ、ブログ始めよう」と。
思い立ったが吉日。昨夜の話でした。